たんぽぽの自己啓発的日常

日常であったこと、感じたことについて、人生のヒントになりそうなことを綴っていくブログです

残心

こんばんは。たんぽぽです


”残心”という言葉があります。主に武道において用いられる言葉で、意識が途切れないことを言います。


ざっくりした例を上げますと、武道、まあ空手でも剣道でも何でも良いですが、相手を打ち倒したように見えても、油断せずに戦闘態勢を解かず、注意をし続ける。という感覚です。大学のときに空手をやってしましたが、当時はこの概念をはっきりと理解せず、その意味を知ったのは心理学の講座ででした。


現在の武道においては、一本取られた相手が襲ってくることは基本的にありませんが、これを戦国時代の合戦場で考えると状況が分かりやすいかもしれません。敵を一人倒しても、前から、横から、あるいは後ろから次の敵が襲いかかってきます。殺気を持って挑んでくる相手がいなくても、流れ矢が飛んできます。瞬間の油断が、即、死につながるわけです。


自己改善をしていると、目標達成ができて嬉しい場面がよくあります。嬉しいことは良いことです。次のモチベーションにもつながります。しかし、喜びに浸り続けることは、過去への執着へと変質していく可能性があります。これが慢心というやつかもしれません。


どうも、しばしば慢心しているような気がして、こんな記事を書いています。常に、今を生きていきたいですね。


ここまでお読み頂きありがとうございました