たんぽぽの自己啓発的日常

日常であったこと、感じたことについて、人生のヒントになりそうなことを綴っていくブログです

怒りの陰にひそむもの

こんばんは。たんぽぽです

頼まれごと

私の母は頼みごとをする際にわりと持って回った言い方をするようです。具体的にいうと、窓にすだれをつけて欲しい(らしき)際には「すだれとつけると涼しくなるんじゃいないかしら」とは言いますが、「すだれを買ってきてつけて頂戴」と言うことはありません。


推測(憶測とも言いますが)では、自分の意見に対する自信の無さ、人にものを頼むことへの罪悪感がそうさせるのだと思います。が、私は常々その煮え切らない態度にイライラを感じ、「自分の責任を回避しようとして、持って回った言い方をしているんだ!」と怒りの念を感じてきました。

思考の追体験と観察

今日も同じことがあり、怒りを感じたのですが、今回は自分の怒りにすぐに「気づく」ことができました。私はネガティブな感情(主に、怒り、恐れ、葛藤)を感じた際には、思考と感情の動き・流れを観察するために、心の動きをExcelに書き出して、観察するようにしています。今回もそれを行ったところ、興味深いことが分かりました。


実は、今回のすだれの件は10日ほど前に一度、言われていました。主に陽が差し込む南側の窓にはすでにすだれが取り付けてあり、あまり必要性を感じていなかったので先送りにしていたのですが、その「先送り」に対して、私は罪悪感を感じていたのです。


母に怒りを感じているときは、そんなことは意識に登ってこなかったのですが、後から振り返ってみると、その罪悪感、葛藤を打ち消そうとする心の動きが、怒りに転化されていた感じです。そのことに気づくと、母への怒りはかなり和らぎました。

怒りは隠れ蓑

この「自分の葛藤から心を防衛するため、他者へ怒りを向ける」というパターンは4/1に記事にした状況と大変よく似ています。

tanpopo8787.hatenablog.com

このパターンは自分(の顕在意識)では殆ど気づかないほど巧妙に行われるようで、自分の中の微かな違和感に気づく、あるいは、今回のように感情と思考を、後で冷静になったときに改めて振り返ることをしないと、発見は難しいのかもしれません。


しかし、4か月前は一日中怒った上に、瞑想も組み合わせてなんとか見つけたものですが、今回は5分かそこらで発見できました。一度それに「気づける」と気づいて実践すれば、次からは発見しやすくなるのかもしれません。


こういった感じで、快適な精神状態で暮らしていけると良いな、と思います。


ここまでお読み頂きありがとうございました