たんぽぽの自己啓発的日常

日常であったこと、感じたことについて、人生のヒントになりそうなことを綴っていくブログです

私の歩み その3

こんばんは。たんぽぽです


前回に引き続き、私が自己改善の道を歩むようになった経緯を振り返ります。

就職 ~再度の苦しみ~

精神的な落ち込みから、まともに就職活動をしなかった私ですが、研究室の教授と、進路担当の教授の取り計らいによって、なんとか地元の企業に技術職として就職させてもらうことができました。入社1年目くらいはそこまで難しい仕事を割り当て割れることもなく、新しい環境ということもあって、かなり明るい気分で過ごすことができました。まだ、会社の景気もそこそこ良かったということもありますね。


しかし、2年目あたりに親会社が変わりまして、社内の雰囲気がなんとなくピリピリするようになりました。取り扱っている製品の寿命が短い(流通期間というか、世代交代が早い)こともあり、課の頼れる先輩社員はどんどん他の部署、工場に転属になり、面倒を見てくれていた先輩が転属になった際にはかなり陰鬱な気分になったのを覚えています。


仕事が楽しめなかったのも大きいですね。社内は皆常に忙しく、よっぽどでない限り何かを聞ける雰囲気ではなかった。というのも事実だと思いますが、その状況下でも「あえて聞く」あるいは自分でなんとか勉強してスキルを上げる、ということが私にはできませんでした。


そんなこんなで、会社においても、仕事で壁に突き当たる。相談できる相手もおらず。私の自己価値は再び急速に落ち込んでいきました。ある時、前述の先輩に「なんか、生きていてすみません、って感じです」とこぼしたことがあり、当時の私の心境を如実に表していたと思います。

我慢の限界と決心

2010年の年末のことでした。私は、あらゆることに行き詰まりを感じ、楽しく生きられない苦しみ、将来への不安に耐えかねていました。ある晩の就寝直後。色々なことに思いを巡らせていた私は決心しました。「私は変わる」「このような苦しみはもうごめんだ」「私は変わる」と。


この決心をするまでには非常な葛藤があったのを今でも覚えています。今の苦しみから脱するためには変わるしかないことは明白でした。しかし、変わることがとても怖かった。やり方を変えれば、幸せになれるであろうことは頭では分かっているのに、一方で、どうしても変わりたくなかった。習慣にしがみつく心、執着がとても強かったんでしょうね。「知っている方法は安心」という考えが強かったわけです。実際には全く根拠がない考え方なのですが。


この決心の後、非常に安らかな気持ちで眠りにつきました。一仕事終えた感じですね。この日を境にして、私の人生は歯車が回り始めるように、想像もしていなかった方向に動き始めます。



短くまとめようと思ったのですが、予想外に長くなってしまって申し訳ありません。一番苦しい時期は抜けたので、あとはじたばたしながら自分自身の道を探していく話になります。次は、会社を辞める、師と出会うあたりかと思います。


ここまでお読み頂きありがとうございました。