たんぽぽの自己啓発的日常

日常であったこと、感じたことについて、人生のヒントになりそうなことを綴っていくブログです

自己改善は手段

こんばんは。たんぽぽです

眠い

旅行から帰ってきてから一週間ほどが経ちました。帰ってきて3日くらいは日常の感覚が戻らず、なんとなしに幸福感と現実の狭間でボヤーッとしており、さらに3日くらいは何かしなくちゃ、と思いつつ何もする気がおきないという微妙な葛藤状態にあったような気がします。


旅先でとても大きな変化を経験したので、その落とし込みに時間がかかっていたのかもしれません。昨日あたりからようやく意識がはっきりしてきた感がありますが、やたらと眠いのは相変わらずです。秋めいて過ごしやすくなってきたせいもあるのでしょうか?

何かしなくちゃ?

さて、上で「何かしなくちゃ、と思いつつ何もする気がおきない」と書きましたが、この感覚に気がついたときに、ひとつの『前提条件』にも気がつきました。それは「何かをしなければいけない」。ひいては「自分は何かをしているからこそ価値がある」という思考パターンです。


分かりやすく例を挙げるのであれば、「○○という職業についているから自分には価値がある。」「目標に向かって努力しているからこそ価値がある。」とか、そんな感じですね。小難しく言えば行為、状態への同一化、と表現することもできるでしょう。


無論、衣食住のために働くのはおかしいことではありませんし、自己の鍛錬に励むことも多くの場合は良い結果を生むでしょう。しかし、それをやめてしまったら自分に価値がなくなる、という考えは視野が非常に狭くなっていると言わざると得ません。


あまり良い例えではありませんが、職を失った方が、別の選択肢を探すこともなく、職と一緒に自分の人生も失ってしまったように自殺してしまうのも、こういうパターンである場合があります。

目的と手段

私の場合は、こんなブログを書くくらいなので、「自己改善をすることに価値がある」→「自己改善をしていない自分には価値がない」という考えが無意識的に生じているかもしれません。


しかし、それは目的と手段をはき違えています。私は「自分のために」自己改善をしているのであって、自己改善をすることが自分、というわけではないのです。そのあたりをちゃんと把握した上で、自己改善をしていくのであれば、精神的にもバランスのとれた人生を歩めるのではないかな、と思います。


ここまでお読み頂きありがとうございました。