たんぽぽの自己啓発的日常

日常であったこと、感じたことについて、人生のヒントになりそうなことを綴っていくブログです

体験してみて、分かる

こんばんは。たんぽぽです

家の仕事

ここ数日、祖父の調子が良くないようで、お風呂に入る時など、かなり注意しています。段差などもなかなか大変なようで、古い家だとバリアフリーとかないですからね。ブログを書く時間とかぶっていますが、19時~20時くらいは結構神経を張り巡らせています。


体力はともかく、気力と時間を必要とするので、いくばくかではありますが、老人介護の大変さを味わっているとこです。世の中にはそれでノイローゼになってしまう方もいらっしゃるわけで。話を聞いて、想像をすることはあっても、実際に味わってみないとやはり実感は掴めないところ。

リアリティはどこで感じられるか

同様のことは震災の時にも味わいまして。


私は宮城県在住ですが家は内陸でして、津波の被害はありませんでした。確か地震から8日目で電気が回復しまして(家の近所は遅かった方です)、テレビで津波が押し寄せる様を見たりしましたが、これは大変だ・・・とショックを受けました。


しかし、もっともショッキングだったのは、震災のおよそ一年後。友人と一緒に沿岸部に行った際のことでした。津波に押し流された家の、土台と門柱だけが残っていたのですね。間近で見るその光景はとてもリアルで、TVで見た光景とは、また隔絶した感覚でした。残された門柱がまるで墓標のように思えたことを今でも覚えています。


この時の経験から「現場の感覚は、現場に直接触れた人間でなければ分からない」ということを学んだつもりでしたが、意外に応用できていないものですね。想像力、というのはこういったところで使うものかのかもしれません。


ここまでお読み頂きありがとうございました。