たんぽぽの自己啓発的日常

日常であったこと、感じたことについて、人生のヒントになりそうなことを綴っていくブログです

最初の悲しみ

毎々同じような話題で恐縮ですが、おもしろい体験があったので記事に


〇見えない記憶の先
最近話題にしている「ネガティブな感情を探し出すワーク」なのですが、浮かんでくる感情をひとつひとつ解放していくと、意識のより深い部分に隠されていた感情や記憶が浮かび上がってきます。


その影響か。毎回、その日のテーマを決めてワークを行うのですが、最近では、自分で設定したテーマとは関係があるようには見えない、自分が予想していなかったテーマが浮かんでくることがあって驚きます。


昨日は「恥ずかしい」という感情を掘り下げていたのですが、そこから二転三転して、最後に出てきたのは『お腹がすいて悲しい』という感情でした。


〇泣かない赤ん坊
私は幼児期に飢えに苦しんだ記憶はないのですが、母から聞くところによると、「あまり泣かない赤ん坊だった。お腹がすいて泣いていても、すぐに泣き止んで寝てしまうので、ミルクを飲まない時があった」とのこと。


この時のつらい記憶が残っているのでしょうが、覚えていなくても残っているのだなあ、と改めて驚きます。


思い返すと、映画や小説の中で泣いている子供。ときに、お腹がすいて泣いている子供を見ると身を切るような辛さと悲しみに襲われる、ということが何度かあったのですが、自分の体験がフラッシュバックするせいだったのですね。


〇思考に”力”を与える感情
この感情と向き合い、消化した後、つまり今日ですが、かなり意識の中からネガティブ要素が取り除かれているのを感じました。


今までは、自己否定や、自己批判など主にロジックで作り出される否定の”思考”が人の力を奪うものだと考えていたのですが、そこに力を与えているのは、記憶の中に隠されて、忘れ去られた悲しみや辛さの感情”全体”なのかもしれない、と感じる貴重な体験でした。


ここまでお読み頂き、ありがとうございました。


自分用まとめ:
・隠されたネガティブな感情は、相互に力を与えて全体に影響を及ぼしている??
・記憶が思い出せなくても、感情・感覚は保存されている

 

 

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