たんぽぽの自己啓発的日常

日常であったこと、感じたことについて、人生のヒントになりそうなことを綴っていくブログです

自己啓発本を読む際に

こんばんは。たんぽぽです


※一時感情的な表現があります


〇寝かせておいた本を読む
先日から、久方ぶりに自己啓発本を読み始めました。

 

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これです


確かストイックマンさんのブログで紹介されていて気になったので購入した記憶があります。Amazonで買ったので履歴を見てみると2016年の11月でした。去年ですらなかった!ちなみに、最長だと4,5年置きっぱなしにしてたこともありますね。(読まないで中古に売ったこともありますが)

 

www.stoicman.site

多分、この記事


自己啓発本を読んでも、なぜ変われないのか」的な切り口から話が進められていて、なかなか面白そうな内容です。結構耳に痛い内容が書いてあって、まだ読み始めたばかりですが、影響を受けるのを感じます。


〇批判的思考
さて、私にはひねくれた部分と言いますか、警戒的な部分がありまして。こういう本を読むと、まず最初に「著者は当然できるようなことを書いているが、それは著者だからできるんだ」と、反感を覚えることがしばしばあります。


以前は、こういう気持ちはたんなるひがみであり、エゴの為せる業で意味がない、と自己批判の種になっていたのですが、昨日、必ずしも悪いものではなく、それも使いようなのではないか、と思い至りました。


例えば、この本の作者さんは自分のことを「ごく普通の平均的なこどもだった(P17)」と振り返っています。嘘をついているつもりはないのでしょうが、この言葉を素直に。より、客観的にいうと、自分の解釈で「ごく平均的な普通の人だったんだー」と考えると、ズレが生じると思うのです。


まだ本を全部読まないうちにこういう記事を書くのもなんなのですが


この作者さんは、冒頭に「ごく普通の平均的なこどもだった」と言っておきながら、「どんなに不利な立場に立たされようと、それを跳ね返すに余りある気力と野心があった(P14)」とも書いています。私のように内向的で行動力に悩む人間から見ると「お前は一体何を言っているんだ」という感じですね。アメリカ人と日本人の違いもあると思いますが。


〇批判と分析を”活用”する
上記のような批判的思考から「この作者には野心があったからできたんだ」「自分には野心がないからだめだ」とつなげてしまえば、それで話は終わってしまうのですが、役に立つ方向につなげることもできるんですよね。


つまり、「この作者さんは自分よりも野心や気力があるようだ」「その分を差し引いて考えてた場合、この作者さんの言いたいことは納得ができるだろうか」「この作者さんの教えてくれることは、自分の役に立つだろうか?」といった塩梅です。


あまりないことかもしれませんが、本の内容と自分の気質が離れすぎていると感じるのであれば、時には「合わない」と判断して捨ててしまうのも手かもしれません。簡単に諦めるのは悪癖となり得ますが、無理に頑張るのも気力体力の無駄です。


言い換えれば、『方法・方法論を礼賛、妄信せずに、一歩引いて読むくらいがちょうど良い』ということですかね。


あと、話の流れ上、やり玉に挙げてしまいましたが、この本自体はとても優れた着眼点を持っていてお勧めですよ。


ここまでお読み頂き、ありがとうございました。


自分用まとめ:
・本は冷静に読む(自省)
・本に読むことと、内容を『理解』することには大きな差がある

 

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