たんぽぽの自己啓発的日常

日常であったこと、感じたことについて、人生のヒントになりそうなことを綴っていくブログです

寝不足だと怒りっぽくなる

こんばんは。たんぽぽです


今日の天気は晴れ。気温は高めで半袖で丁度良い感じ。

 

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ふと見ると、家の隣の田んぼではカモが泳いでいました。おそらくタニシか何かを捕っているものと思われます。


私が幼稚園児くらいまでは家の東~南側はほぼすべて田んぼだったのですが、駅からほど近い立地のため宅地化が進み、今では東側に数枚を残すのみとなりました。


以前はオニヤンマとかホタルとかも普通に見られたんですけどね。今ではザリガニすら見ないです。自分の子供(予定)にはある程度緑に触れられる環境を用意してあげたいところ。


〇寝不足(何回目か不明)
最近はまた夜更かし癖がついてしまい、寝不足の日々を送っています。自己コントロール力も下がりますし、12時に寝ていた時の活力が嘘のようだ・・・


そんな状態ですが、自己観察力・自己受容力が飛躍的に上昇しているようで、自分の心の動きが体感を通して分かり、感情に飲まれた後の復帰速度が異様に速いです。観察しているといろいろ面白いのですが、やはり寝不足だと怒りっぽくなりますね。


お腹がすいていると怒りっぽくなる、という傾向は以前に気づいていたのですが、寝不足もまた然り。これはどういう状況なのか。


〇怒りの起こる仕組み
怒り、というのは基本的に防衛反応によって発生する二次的な感情です。二次的、というのは何かに反応して。ここでは何らかの原因(一次的要因)の次に起こる、という意味ですね。この場合、何に対する「防衛」かというと、”不快感”です。


人間の生物・動物としての機能になりますが、”快感”(気持ち良い)を求めて、”不快感”(気持ち悪い)を避ける、という習性があります。これは良し悪しではなく、そういうもの、そういう機能、ということですね。分かりやすく言うと、甘いものを食べたがり、苦いものを避ける、といった具合。


加えて人間の脳は”不快感”を体験として避けるのみならず、『認識として』避けようとします。今回の場合には寝不足によるけだるさ、意志力の低下によって感じる自己否定感などが、物理的、心理的に不快感として感じられています。


すると、私の脳はこの”不快感”を味わわずに済むように、別の強い感情でもってこの不快感を塗りつぶそうとします。この「強い感情」が怒りというわけです。

 

古くは外敵の攻撃から命を守るために、恐怖(による肉体の硬直)を抑え、逃げるか戦うかするために発達した攻撃性であるという説が有力ですね。(『スタンフォードの自分を変える教室 (だいわ文庫)』にこのあたりの話がありました)


〇内観でなんとかしてみる
しかし、今日ではあまり役に立っているとは言い難い機能ではあります。不快感から心を守ってくれるのはいいですが、問題の本質(ここでは寝不足)が見えにくくなりますし。


また、日本人の場合は「怒ってはいけない」という一定の価値観がありますので、怒ること自体が新たな不快感と否定感を呼び起こし、ネガティブの無限ループに嵌る恐れもあります。


対処法はいろいろあるのですが、ここ最近の私の流行りは「不快感をそのまま認め、味わう」「怒りが出てもそのまま観察して、味わう」「怒ってはいけない、という否定感も観察して、味わう」という方法です。マインドフルネスとか、禅とかの方法ですね。


不快感を隠さずにそのまま味わってしまえば、防衛のための怒りが出ないのではないか、という考察によるもの。実験中ですが、割と予想通りの結果になっている気がします。もちろん早く寝たほうが良いのですが。


ここまでお読み頂き、ありがとうございました。


自分用まとめ:
・寝不足だと怒りっぽくなる
・内観の訓練は時間がかかるので、即応性のある方法を併用してもよさそう

 

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