トイレで学ぶマインドフルネス
副題:腹痛に学ぶ「痛み」と「苦しみ」の違い
こんばんは。たんぽぽです
今日は晴れときどき曇り。暑め
写真はヘビイチゴ(6/2撮影)。
〇腹痛
昨日は調子が良かったと思いきや、夕方疲れが出たのかお腹を下してしまいました。身体の痛みの中でも腹痛は特につらく感じるのですが、ある程度心に余裕のある時には、この苦痛を「外す」ことができます。
たしか、4年くらい前に気がついたことなのですが、腹痛によってお腹に生じる物理的な「痛み」と、その腹痛という状況に対する「苦悩(苦しみ)」。いわば心理的痛みというのが、実は別個に存在しています。
〇痛み(物理原因)と苦しみ(心理的反応)の違い
腹痛に対する「苦悩」。『あああお腹痛い~』という苦しみに飲まれていると、いろいろネガティブな想念と一体化して、苦しみのどん底みたいな状態になり、体もそれに反応してさらに痛みが増していきます。
※痛かったら苦しいのは当たり前じゃないの?という疑問はあると思いますが、実は必ずしもイコールではなく。いわゆる「ムチで叩かれて悦ぶ人々」がいらっしゃいますが、この場合には「痛みが快楽である」という条件付けがされているわけです。人間の認識は結構フレキシブルです。
そこで、”自分はお腹が痛い”という状況に気がつくと、痛みを客観視することができて、不思議なことにお腹の痛みがかなり小さくなります。心理的反応による「苦しみ」が小さくなって、その分で増幅されていた痛みが消えるせいかもしれません。
〇トイレで学ぶ
痛みが強烈な場合、それがかえって「気がつきやすい」側面があります。この頃はマインドフルネスを学び始めて1年経っていなかったと思うのですが、それでも気がつくことができました。トイレにこもっていると、他のことを考えずにう〇こに集中する、というのもありますね。
お腹を下している時は、意外にも気づきの力を高めるチャンスかもしれません。
ここまでお読み頂きありがとうございました。
自分用まとめ:
・苦しい時に「解決法」を考えることが成長につながる(こともある)