楽しいと思い込んでいること
こんばんは。たんぽぽです。
意志力の強化計画 7月第3週。
今週もスタンフォードの自分を変える教室を教材としていきます。
先週のエクササイズ概要
先週の目標は第5章からのチョイスということで、こちら
:快感の誘惑に負けてみる エクササイズ(P.194)の実行
①主題: 気晴らし(ネット、ゲーム等)
②実行日: 毎日
③備考: (特になし)
私たちが何かに期待して”報酬”を求めるとき、例えばチョコレートを食べてその味、甘さを味わいたいと思う時などですが、脳では報酬系、つまり欲求を求める部分が活性化され、ドーパミンが分泌されます。その衝動はとても強烈で、しばしば「実際の満足は得られないのに、期待感に突き動かされてその行動をしてしまう」という状況が生まれます。
本書では、コーネル大学の研究所が映画館で、2週間前に作ったしけって固くなったポップコーンを売った事例が示されています。この実験において、お客は「ポップコーンはひどい味で胸が悪くなりそうだった」と解答しながらも、つくりたてのポップコーンと同じくらいのペースで食べてしまいました。つまり、自分の味覚よりもドーパミン神経細胞による「きっとおいしいぞ!」という衝動に従ってしまったわけです。
このエクササイズでは、わざと誘惑に身をさらして、報酬への期待を感じてみます。お菓子、ショッピング、テレビ、ゲーム等。まず、報酬(誘惑)への期待が高まると、どんな感じがするかを感じます。興奮したり、焦ったり、感情や体感を観察します。
そして、わざと誘惑に負けてみます。そのとき感じた快感は、期待通りだったか。満足して、報酬への期待は消えたか、それとも、もっとやれ、もっと欲しいと、あなたを駆り立てるか?そもそも満足することはあるのか?などを感じていきます。
エクササイズ結果
今週も、PCのデスクトップにデジタル付箋を貼り付けておきました。先週のも残してあります。
誘惑を感じるたびに感覚を記録していったので、メモが結構な量になりましたが、いくつかのことをはっきり認識することができました。
①誘惑・欲求を「自分が本当にしたいこと」と意味づけていた
誘惑を感じる多くの場合「今日のノルマは終わったから遊ぼう!」という「義務が終わった後のごほうび」的な思考が働いていました。この思考パターンについては本書4章で詳しく解説されています。気が付いたことで、この思考から離れることができるようになってきました。
②遊びは惰性でやっている部分がある
誘惑の対象であるゲームやネット閲覧ですが、やってみると意外と満足感を感じていません。面白さを全く感じないわけではないのですが、自己の成長につながるチャレンジや、読書をした後の充実感、満足感に比べると圧倒的に劣ります。単に習慣でやっているといっても過言ではないかもしれません。
①、②のことを体感として理解できたためか、以前は「勉強(学習)」→「休憩(遊び)」→「勉強」→「休憩」のループをつくらないと気が済まなかったのですが、ここ5日くらいは、「学習1」→「学習2」→「学習3」のような形で、間に遊びを挟まなくても平気になりました。自分でも驚くくらいバリバリ作業ができています。
③疲れていると抵抗できない。
ただ、やはり遊びたい気持ちは残っているようで、疲労していると無意識下の欲求がドバーッと出てきます。本書2章に述べられていますが、眠いと脳は酩酊状態に近い状態になり、意志力は極端に低下します。そのためか、日中はバリバリ作業をして、夜23時くらいになると一日の満足感もあり、気が抜けて遊びはじめて、結果寝不足、という違った問題が発生しております。
無意識の思考に気づき、そこから自由になることで、行動を大幅に変えることができ、とても満足しています。まだ、生活にアンバランスさが残っていますが、引き続き自己コントロールを探究していきたいです。
それと、付箋はやっぱり役に立ちます。
今週の目標
今週の目標は スタンフォードの自分を変える教室 第6章 を読み、読み終わった時点で、その中から気に入ったエクササイズをひとつ選んで実行します。
ここまでお読み頂きありがとうございました
- 作者: ケリー・マクゴニガル,神崎朗子
- 出版社/メーカー: 大和書房
- 発売日: 2015/10/10
- メディア: 文庫
- この商品を含むブログ (6件) を見る