たんぽぽの自己啓発的日常

日常であったこと、感じたことについて、人生のヒントになりそうなことを綴っていくブログです

決断を迫る夢 3 恐怖とコントロール

こんばんは。たんぽぽです


昨日の続きとなります。続きの夢と、その顛末
長めです

就寝前の状況

私は就寝したすぐ後に瞑想をすることがときどきあります。瞑想の際に「テーマ」を決め、そのことについて、無意識にヒントを求める場合もありますが、そのまま寝落ちしてしまう場合も。


9/25の就寝時は、ネット減生活の2日目ということで、充実感を感じつつも、いろいろな課題に直面しての焦りや、肉体的疲労もあり、やや脳内が混乱気味でした。瞑想のテーマも何にしようかなー、とぐるぐる考えたうえ、何にも決めないで瞑想を始めました。


今、思い返すと、「テーマなし」または「おまかせ」と”決定”したうえで瞑想したほうが良かったかもしれません。いろいろ考えたあげくに決定しないと、目的が羅列された状態になって無意識が混乱します。

寿命の話と偽メッセンジャー(9/25就寝時に見た夢)

眠りに落ちてすぐに、「ヨーロッパ人の少年」が現れます。手にはティーカップを持っていて、私をお茶に誘う風情です。(昔、イメージワークをしていた時にはよく見たシチュエーションでした)。しかし、妙なことにティーカップはひびが入っていて、欠けています。


私は、せっかくの登場なので、何か人生のヒントになるようなことを質問しようと思います。しかし、就寝前と同様、頭が混乱してして、これといった質問が浮かびません。すると、少年がこんなことを言い出します。「重要な話なんだけど、実際に君の寿命は長くないんだ」


「え?」と思います。その話はもう終わったんじゃないの??生活習慣も改めたのに、なんかおかしいぞ。その時点で、雰囲気が妙なことに気づきます。先の記事で書いたような、「夢の登場人物のキャラクター。雰囲気」が何か違うのです。後から思い返して確信を深めたのですが、ティーカップでお茶に誘われた割には、カップはひび割れ、『実際にお茶が出てきませんでした』。私が過去に同様に夢を見た際には、必ず、紅茶のセットとクッキーが出てきていたのです。(ささいなことのように思えますが、歪んだメッセージには、必ず歪みというか、ボロが出ます)


このメッセンジャーは偽物だ。と判断した私は、意識の周波数をずらし(ちょっとしたこつがあります)、少年が本物かどうか判断することにしました。瞬間、少年の姿は見えなくなりました。やっぱり偽物かな、と思っていると、次の瞬間、縄でグルグル巻きになった影のウサギがじたばたしているのが眼に入りましたので、つまんで私の夢の領域から放り出しました。

解釈など

心理学的風に解釈すると、「ヨーロッパ人の少年」は私の人生の流れを、最適な方向へと導く「上位無意識」の代表格。「影のウサギ」はインターネット依存から抜けられず、時間を浪費し続けることに危機感を覚え、登場した「下位無意識」ということができるでしょう。


「影のウサギ」もある意味においては私の味方であり、現に、彼(?)の見せたメッセージによって、私はネット依存脱出の最初の一歩を踏み出すことができました。問題は、彼の「下位」無意識たるゆえん。行動原理の一部が「恐れ」に根差しているということです。


夢やイメージワークに登場するメッセンジャーが警告を発することはありますが、それは基本的に調和のとれた人生をサポートするためのもので、脅しによって主人格たる我々をコントロールするためではありません。「○○しなければ酷い目にあうぞ」というのは脅しにほかなりませんからね。通常、こういった不調和な働きは抑え込まれているものですが、今回は私の依存が根深かったため、手段を選ばず、荒療治で私の人生に変化を起こしにきたと言えるかもしれません。


「影のウサギ」はいわば私の恐怖心、危機感のイメージ化されたものなので、彼をメッセンジャーとして受け入れ続けると、恐怖心をもとに行動を行うようになる危険性があります。夢から放り出したのはそういった理由です。


結論からいうと、「影のウサギ」と「ヨーロッパ人の少年」は違うキャラだった。と解釈するのが正解に近いでしょう。一応、補足しますと、危険から遠ざかるためには、恐怖心も大切な働きです。ただ、それにコントロールされてしまうと、人生うまくいかなくなる、ということですね。恐怖心も使いよう。といったところでしょうか。


ここまでお読み頂きありがとうございました