葛藤のしくみ その3 『気づく』方法あれこれ 1
こんばんは。たんぽぽです
3/2の記事の続きとなります
前回の最後に、”上に描いた『気づき』『許し』『解放する』という部分ですが、ぶっちゃけそんなこと言われても何それ。って方多いのではないかと思います。次回はそのあたりについて書いてみるつもりです。”
と書きましたので、そのあたりを。無意識にしまい込まれた過去の決断を『気づき』『許し』『解放する』というくだりですね。
〇気づく
こと、無意識下にしまい込まれた思考と感情に関しては、本人は全く気づいていない。知らない。ということも多いです。おそらく、「こうなると不快だから、避けよう」「こうなると快だから、またやろう」というような、動物的な反射的思考がつよく影響するのもあるかと思います(報酬系とか、そのへんの話ですね)
理屈はさておいて、どうやって『気づく』のか、というと、いろいろな方法がありますので、私の知る限りで効果があったものを挙げていきます。
(1)意図する
ソースは探せばどこかに転がっていると思いますが、人間の潜在意識(無意識)は顕在意識よりもはるかに優れた能力を持っています。およそ私たちが抱える問題について、解決する方法をすべて知っているんじゃないかという気がしますね。
そして、ここが肝要なのですが、無意識に向かって何らかの質問や意図。この場合には「葛藤をつくり出している信念と感情が知りたい」という要求を投げかけると、必ずその質問に答えを返してくれます。駅に行くルートを考えるのと同じような塩梅です。
問題があるとすれば、私たちが無意識の解答を受け取るのにあまり慣れていないこと。自分がしゃべっていては相手の声が聞こえないように、ある程度思考を沈めて意識を落ち着けないと、無意識の声は聞こえないようです。
問題を解決しようとしている時には解決法が浮かばなくて、後日突然ヒントが浮かんだりするのはこれが原因ですね。思考にスキマができた時に、閃きはやってきます。このあたりの基礎力を上げるのは瞑想が良いですね。
後、自分には解決能力がない。と信じ込んでいると、いかなる解決策が思い浮かんでも「いや、そんなことしても無駄だ」という感じに、自分で道を閉ざしてしまいます。なので、その場合には先に「自分には解決能力がない」という感情と信念と向き合うのが良いかと思われます。急がば回れ的なやつでしょうか。
(2)繰り返し見る夢
普段の私たちは無意識に気づくことはあまりないですが、それを垣間見ることができるのが夢です。顕在意識の制御が外れるので、抑圧していた負の感情やらなにやらがイメージ化されてでてきます。
殊に、繰り返し見る夢はおすすめで。その中で感じている感情。登場するシチュエーションなどは、自分の中で引っかかりをつくっている感情・信念を見つける良い手掛かりになります。
夢をあまり見ないよ。という方には夢日記がおすすめ。夢を記録につけていると、次第に夢を覚えていられるようになります。夢を見ないのではなく、覚えていないだけらしいですよ。
(3)小さい時の記憶
前回も触れましたが、無意識にしまい込まれる感情と信念。厳密にはその「核」はほぼ100%幼児期に形成されます。大体7歳くらいまでと言われますね。
なので、小学校低学年くらいまでの記憶でよく覚えている記憶があれば、その記憶を留めている感情が、なんらかの信念を形成していることもあります。
長くなってしまったので、今回はここまで。心理的な問題解決のメソッドというのは数多ありますが、つくづく思うのは(1)意図することの重要性です。解決したいと願えば願うほど、意識も無意識も解決のための方法を探すようになります。
ここまでお読み頂き、ありがとうございました。
次回のメモと内容ずいぶん変わってすみません。そのうちやります。
自分用まとめ:
・無意識は見えていないようで、部分的には時々見えている
・それをうまく見つけるか、もっとよく見えるように練習するとよい
・探すと、見つかる