たんぽぽの自己啓発的日常

日常であったこと、感じたことについて、人生のヒントになりそうなことを綴っていくブログです

葛藤のしくみ その4 『気づく』ステップを考える

こんばんは。たんぽぽです


3/6の記事の続きとなります

 

tanpopo8787.hatenablog.com


〇気づきの深さ
前回、無意識下にしまい込まれた思考と感情に関して、いかに気づくか、ということについて思いついたところを書き綴ってみました。


前回は書けなかった部分の要素として、気づきの深さ。ということについて少し考えてみようかと思います。


と、いうのもこういったワークをしていると(自分でやる場合も、他の方の話を聞く場合も)「分かっているはずなのに、葛藤が解消できない」ということがあるからです。


その場合、例外なくまた自分が気づいていない、あるいは気づくのを避けている要素があります。


〇ステップで考えてみると
少し強引に、葛藤に対する気づきの深さをステップで分けてみると

1.葛藤の存在に気づいていない(イライラしたり、不快感を覚えるが、それを自分自身の問題として認識できていない)
2.葛藤の「存在」には気づいているが、自分を抑えられない(自分自身の中に問題があるという認識はあるが、葛藤に飲まれるときがある。辛い)
3.葛藤を発生させている感情、信念、体験に気づき、目を向けることができる
4.感情、信念、体験を許し、感謝し、手放すことができる


といった感じでしょうか。前も似たような記事を書いた気がしますが、ちょっといつごろか思い出せません・・・


1.の状態だと大抵の場合は問題を外側に見て、「あいつのせいでイライラする」とか、そんな感じになりますね。2.の場合には自分の中に問題があるのが分かっているのに、解決ができないので、自己嫌悪に陥りがちです。


3.までくると、かなり内観が進んだ状態で、葛藤に振り回されることがなくなってきます。4.は一応の最終ステップとして書きましたが、実際には一つの葛藤を解消すると、その下に隠されていた葛藤が見えてきたりしますので、気長にやるのが良い感じだと思います。


〇焦りにも気づく
個人的な感想なので、他の皆さんもそうであるかは分からないのですが、葛藤というのは苦しいものなので「早く解放されたい」という思いがイライラと共に出てきやすいです。


そのイライラに飲まれて、一時的に何かを諦めてしまったり。快楽に逃避したりすることもあります。しかし、その逃避行動や、逃避行動をする自分を責める心(自己嫌悪、自己批判)についてさえも”気づいて”いくことで、次第に気づきの脳内回路的なものができあがっていき、心も楽になっていきます。


よくある例えですが、1日2日のトレーニングでアスリートの筋力を手に入れることができないように、長年培ってきた心の姿勢をすぐに変更することは難しいです。気長にやるのが良さげですね。


ここまでお読み頂き、ありがとうございました。


自分用まとめ:
・「気づく」と言っても、文脈によって色々な意味がある
・焦ってもOK。イライラしてもOK
・千里の道も一歩より 長い道に萎縮する必要はないが、萎縮しても大丈夫

 

 

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