3度の遭遇
こんばんは。たんぽぽです
モンキチョウ
今日も例によって土手を散歩していたのですが、少し珍しいものに遭遇しまして。
ムラサキツメクサの蜜を吸うモンキチョウです。(光の加減で白く見えますが、ちゃんと黄色でした)
これ自体は別に珍しくもなんともないのですが、これは望遠カメラではなく、iPodTouchで距離15cmくらいから撮ったもの。つまりその距離に接近して、さらにiPodを近づけてもこの蝶は逃げなかかったんですよね。
以前も書いた通り、シジミチョウの仲間と違ってキチョウの仲間はかなり動くものに敏感で近づくのが難しいのですが、この個体は私が真横まで気づかずに接近して「うお、モンキチョウがいるじゃねーか!なんで逃げないんだ!?」となっても全然気づきませんでした。
ムクドリとスズメ
これだけなら、ご飯に夢中なモンキチョウを近くから観察できて面白かったです。で、終わるのですが。同じく散歩中に土手の上でムクドリに遭遇しまして。こちらもお互い接近に気づかなかったようで、距離1mくらいで鳴き声を上げて飛び去っていきました。すごい吃驚した。草の実か虫でも探していたのでしょうか。
また、散歩に出かける前。家の庭のカエデが新緑でこんもりしてるを見ていたら、枝の中でスズメが動き回っているのを見つけまして。こちらも私に気づかずに木の中を動き回っていました。よく見るとカエデに実がなっていたので(竹とんぼみたいなやつ)、それを食べに来ていたのかもしれません。
人に敏感な虫や鳥が、気づかず食事に夢中になっている場面を3度も見かけたので、ムクドリを見た後は不思議な気分で散歩から帰ってきました。
集中力とか
ここからはやや陳腐な意味付けになりますが。餌を探すのに夢中になっていると、外敵(私)の接近に気づくのが遅れることがある。ということが分かりますね。
逆に、人間としての立場で見れば、何かに夢中になることができれば、他の情報を一切シャットダウンするくらいに集中することも可能になる。ということもできます。野生動物は基本思考しませんので(チョウは脳もないですしね)、注意分散という現象自体そもそも存在しないと思われますが、集中の力というものを感じた次第です。
それにしても、先の望遠カメラ導入で初めて知りましたが、モンキチョウの眼って黄緑色なんですよね。今日は間近で自分の眼で見て感動しました。ありふれた蝶ですが、ちょっと近づいてみると新鮮で面白いものたったりするのですね。
(こっちは5月初旬に望遠カメラで撮ったもの)
ここまでお読み頂き、ありがとうございました。
~~
なんでもおなやみそうだんコーナー受付中です
詳細はこちらの記事を参照くださいね